ドロットニングホルム宮殿
スウェーデン
ドロットニングホルム城は、スウェーデン王家の私邸で、ストックホルム県エーケル市メーラレン湖畔のドロットニングホルム(ドロットニングホルム島)にあります。壮麗なドロットニングホルム宮殿は、1537年にスウェーデン国王夫妻のために建設が開始されましたが、完成前に王妃が亡くなりました。1661年に焼失した後、再建されました。ドロットニングホルム城には、城、保存状態の良い劇場(1766年建造)、中国風の中庭のパビリオンがあります。ヴェルサイユ宮殿の影響を受け、北欧18世紀の王宮の代表例となっています。1991年にはユネスコ世界遺産に登録されました。ドロットニングホルム城の建物のほとんどはバロック様式です。遠くから眺めるストックホルム周辺の手つかずの自然は、他に類を見ない美しさです。宮殿内の各部屋には、細部までこだわった家具が備え付けられており、現在ではスウェーデン王立アカデミーとして使用されています。かつての王宮の外には、広大な庭園、中国風の中庭のあるパビリオン、ドロットニングホルム劇場など、様々な様式の建物が立ち並び、毎年多くの観光客を魅了しています。現在、スウェーデン王室の私邸として使用されているほか、一部の部屋やコレクションが一般公開されています。