サン・ピエトロ大聖堂
ラトビア共和国
1209年に建造されたサン・ピエトロ大聖堂は、かつてヨーロッパ最大の木造教会でしたが、幾度となく災難に見舞われてきました。記録によると、1721年には火災が発生し、ピョートル大帝が自ら消火活動を指揮しました。修復された教会は第二次世界大戦中に再び被害を受け、戦後になってようやく改修され、木造から金属製へと構造が変更されました。この教会はゴシック建築の典型的な例であり、壁と塔は上に向かうにつれて精巧で装飾が豊かになっていきます。天を貫く鋭い尖塔が頂上を飾り、旧市街の最高地点となっています。