ロヴァニエミ
フィンランド
ロヴァニエミは、フィンランド北部の政治、経済、文化、観光の中心地です。ラップランド地方の首都であるロヴァニエミは、フィンランド第2の首都と呼ばれることもあります。市の総面積は8,016平方キロメートルで、そのうち410平方キロメートルは水域です。面積ではフィンランドで5番目に大きな都市です。2003年時点での市の総人口は63,000人でした。主な産業は商業、運輸、観光で、年間30万人以上の観光客が訪れます。ロヴァニエミでは極昼と極夜の両方が見られ、6月から7月にかけてはほとんど太陽が沈まず、11月下旬から1月にかけては約50日間、実質的に日光が当たりません。ロヴァニエミはサンタクロースの故郷として知られ、世界的に有名なサンタクロース村はロヴァニエミの北8キロメートル、北極圏の端に位置しています。高いアーチをくぐると、北緯66度33分に引かれた太い白線が目に入ります。この線は北極圏の境界線で、これより北はすべて北極圏に属します。多くの人がこの線を行き来してジャンプしていました。北極を行き来するのはなかなか面白い体験です。サンタクロース村は木造の建物が集まったもので、正面玄関のある尖塔、レストラン、花園、サンタクロースのオフィス、住居、郵便局、ショッピングモール、鹿公園などがあります。毎年、世界中からサンタクロースを一目見ようと、観光客がひっきりなしに訪れます。サンタクロース村のギフトショップでは、香港の観光客は友人や家族へのプレゼントとして、フィンランドらしい美しいデザインのギフトを購入できます。また、北極圏を越えた証明書も受け取ることができます。ロヴァニエミの主要な観光スポットには、北極圏センターと州立博物館、ラップランド森林博物館、ホッキョクグマ、ヘラジカ、ヒグマ、シロクマなど様々な極地動物を飼育するラヌア野生動物公園、人類学博物館、ロヴァニエミ美術館、そして様々な規模のトナカイ農場などがあります。有名なサンタクロース村は北極点に位置しており、サンタクロースに会いに行きながら北極圏証明書も取得できるという一石二鳥の体験ができます。